東野圭吾 新作 2020 13

彼を教育するのは、女性フロントクラークの山岸尚美。次から次へと怪しげな客たちが訪れる中、二人は真相に辿り着けるのか!? これが東野さんの作品?と良い意味で読者を裏切る、心温まる作品で、東野圭吾の得意分野がミステリだけでないことを示した一冊です。, 本書ではSF要素であるタイムスリップが取り扱われますが、時空を超えるのは人間ではなく手紙です。, 万人受けしやすい作品なので、あまりミステリー小説に馴染みがないという人にもおすすめです。, 明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。捜査を担当する松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに加賀恭一郎は激しく動揺する。それは孤独死した彼の母に繋がっていた。シリーズ最大の謎が決着する。吉川英治文学賞受賞作。, これまでのシリーズでの積み重ねがあるからこそ描ける壮大な人間ドラマで、事件も複雑に入り組んでいて最後までどうなるのか予想ができません。, 加賀の人生が少しだけ報われる内容になっているので、シリーズを読んできた人には言葉にできないほどの感動が生まれるのは間違いありません。, もちろん本書の単体でも楽しむことは出来ますが、シリーズを通して読んだからこそ生まれる感動があります。, ここまで読むのに多少根気がいりますが追いかけるに値する名シリーズなので、ぜひ一冊目から読んでこの極上の感動に辿り着いてください。, 人はなぜ人を殺すのか。東野文学の最高峰。人気作家が仕事場で殺された。第一発見者は、その妻と昔からの友人だった。逮捕された犯人が決して語らない「動機」とはなんなのか。超一級のホワイダニット。加賀恭一郎シリーズ, 作品紹介にある『ホワイダニット』とは『Why done it?』、なぜ起こったのかという意味で、犯行に至った動機の解明を重視した内容になっています。, ラストまで読むとその意味が分かるのですが、とても腑に落ちると同時に、誰でも悪意を持ってしまうのだと改めて考えさせられる内容になっています。, 長峰の一人娘・絵摩の死体が荒川から発見された。花火大会の帰りに、未成年の少年グループによって蹂躪された末の遺棄だった。謎の密告電話によって犯人を知った長峰は、突き動かされるように娘の復讐に乗り出した。犯人の一人を殺害し、さらに逃走する父親を、警察とマスコミが追う。正義とは何か。誰が犯人を裁くのか。世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎える―。重く哀しいテーマに挑んだ、心を揺さぶる傑作長編。, 2009年に映画化された作品で、少年犯罪を取り扱った非常に重たいテーマを取り扱っています。, タイトルにある通り、被害者だけでなく司法や正義、それぞれの刃がどこに向かうのか迷うようにさまよい、そして誰かに突き刺さります。, 未成年だから裁けないことがあり、自分が被害者側の立場だと思うと、加害者やその家族、今の日本の制度に強い憤りを感じました。, 復讐からは何も生まれないと頭で分かっていても、湧き上がる憎しみの感情はどこへ向ければいいのか。, 高校時代の初恋の女性と心ならずも別れなければならなかった男は、苦闘の青春を過ごした後、警察官となった。男の前に十年ぶりに現れたのは学生時代ライバルだった男で、奇しくも初恋の女の夫となっていた。刑事と容疑者、幼なじみの二人が宿命の対決を果すとき、余りにも皮肉で感動的な結末が用意される。, トリックを重視した作品というより、幼なじみの二人の宿命にフォーカスを当てた作品となっています。, 東野圭吾さんのデビュー五年後に書かれた長編で、本格推理だけでなく意外性も追及されていて、それが最後の一行に込められています。, 文庫本ではその一行だけが最後のページにくるよう計算されていて、並々ならぬこだわりを感じました。, 花を愛でながら余生を送っていた老人・秋山周治が殺された。第一発見者の孫娘・梨乃は、祖父の庭から消えた黄色い花の鉢植えが気になり、ブログにアップするとともに、この花が縁で知り合った大学院生・蒼太と真相解明に乗り出す。一方、西荻窪署の刑事・早瀬も、別の思いを胸に事件を追っていた…。宿命を背負った者たちの人間ドラマが展開していく“東野ミステリの真骨頂”。第二十六回柴田錬三郎賞受賞作。, 江戸時代に姿を消したと言われる『黄色いアサガオ』が殺人事件に関係していると考えた蒲生蒼太と秋山梨乃は事件解決に臨みますが、やがて隠されていた悲劇が浮かび上がります。, 『負の遺産』という言葉は一度目にすると心からいつまでも離れず、本当に考えさせられました。, 本書は連載終了から単行本発売まで十年近くかかり、科学情報が古くなってお蔵入りする可能性もありましたが、大幅にストーリーを変えて発売された経緯があります。, そのため単行本発売までに起こった東日本大震災や原発問題にも触れていて、負の遺産とうまく絡めて新しい作品として生まれ変わりました。, 強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。, しかし、弟は犯罪者の兄によって運命が捻じ曲げられ、兄からの手紙は弟の気持ちを逆撫でするだけのものでした。, 弟はやがて家族を持ち、真っ当な人生を生きるために兄との決別するための手紙を送ります。, ミステリーではありませんが、不条理な世の中でちゃんと救いが用意された名作で、後で読み返すと手紙一通一通に込められた思いがより伝わってきます。, 妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇、ついに文庫化。, 東野作品ではよくあることですが、本書もラストまで読んでようやくタイトルの意味が分かる構成になっています。, 何度も葛藤する姿は胸が締め付けられるほど苦しく、頭で分かっていても割り切れないところに本物の愛情を感じました。, 読み手の立場によって感情移入の度合いがかなり違うと思いますが、特に結末は辛くなるほど考えさせられるものがあります。, 何度も繰り返し読めるほど優しい内容ではありませんので、だからこそ一度きりの読書だと思ってじっくりと読んでほしい作品です。, 何者かに両親を惨殺された三兄妹は、流れ星に仇討ちを誓う。14年後、互いのことだけを信じ、世間を敵視しながら生きる彼らの前に、犯人を突き止める最初で最後の機会が訪れる。三人で完璧に仕掛けはずの復讐計画。その最大の誤算は、妹の恋心だった。涙があふれる衝撃の真相。著者会心の新たな代表作。, 兄妹三人は夜中に家を抜け出して流れ星を見に行きますが、家に帰ると両親は殺害されていて、次男は家から逃げ出す人間を目撃していました。, 成長した三人は騙し騙される世の中でお互いのことだけを信じ、詐欺でお金を稼ぎながら両親を殺害した犯人を捜していました。, そして、次の詐欺のターゲットを企てますが、ターゲットの父親こそ次男が目撃した人物だったのです。, タイトルにある通り、深い絆が感じられる場面が何度もあり、不意に胸が熱くなることも少なくありませんでした。, ミステリー要素もありますが、あっさりとしているのであくまでエンタメのおまけと捉えるくらいがちょうどよいと思います。, エンタメとして超一級品で、最後のオチは予想がつきつつも、絆に関係する言葉に強く心を動かされました。, 以下はドラマ化された際のキャストの方々へのインタビューです。本書への感想も述べていますので、合わせてお楽しみください。, http://www.tbs.co.jp/ryuseinokizuna/interview/, 夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった少年・恭平。一方、仕事で訪れた湯川も、その宿に宿泊することになった。翌朝、もう1人の宿泊客が死体で見つかった。その客は元刑事で、かつて玻璃ヶ浦に縁のある男を逮捕したことがあったという。これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とは―。, 福山雅治さんが演じたことでも話題になったガリレオこと湯川が登場するシリーズの第六弾で、映画化もされています。, 同シリーズではおそらく『容疑者Xの献身』が最も有名かと思いますが、僕は断然こちらを推します。, 舞台は美しい海に臨んだ玻璃ヶ浦で、湯川は海底資源の調査を依頼されてここを訪れていました。, 湯川が泊まった旅館の宿泊客が不審な死を遂げ、やがてそれが他殺だと判明するのですが、警察はなかなか真実に辿り着くことができません。, そんな中、湯川は大学時代の友人で東京にいる刑事の草薙、その部下である内海と情報交換しながら捜査し、とある人物の一生を左右してしまう真実を突き止めます。, 湯川は悩んで答えを出すのですが、それが非常に人間らしいもので、科学者ではない湯川の優しさを垣間見ることができます。, 本書はミステリーに重きを置いていると見せかけて、最後に生きていく上で大切なことを教えてくれる感動作です。, http://www.bunshun.co.jp/pick-up/galileo-manatsu/, 1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂―暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。, 1973年に起きた殺人事件は決定的な証拠がないまま迷宮入りとなり、この時点では被害者の息子・桐原亮司と容疑者の娘・西本雪穂の間には何の接点も見られません。, ところが、二人の周辺ではその後も不可解なトラブルや事件が発生し、彼らの周囲の人間の中には疑問を感じている人もいます。, やがて二人の人生は十九年という歳月を経て繋がりがあることが判明するのですが、そこに隠された秘密はとても辛く、悲しいものでした。, 本書の特徴として、物語の主軸である亮司と雪穂の心理描写がほとんどないため、二人がどんな気持ちでいるのかは読者が想像するしかありませんが、とても悲しく辛いものであることは確かです。, ページ数が多いため気軽に読みたい時には向きませんが、一度読み始めたらページをめくる手がとまらないこと間違いなしです。, 東野圭吾さんの作品はどれも非常に評価が高く、僕もランキングにするのはかなり苦労しました。, ランキングの順位こそつけましたが、どれを読んでも間違いありませんので、ぜひどれか一冊から読んでみてください。, ページ数が多いため気軽に読みたい時には向きませんが、一度読み始めたらページをめくる手がとまらないこと間違いなしです. 映画化やドラマ化された作品も多く、人気が高い東野圭吾「読んでみたいけど何から読めばいいの?」という初心者におすすめの作品から、「どんでん返しを味わいたい」「ディープな作品を知りたい」という上級者向けの作品まで、最新のランキングをご紹介します。, 「東野圭吾作品を読んでみたいけど何から読めばいいか分からない」という方や、「とりあえず有名どころは読んだから東野圭吾のディープな作品が知りたい」という方も多いのではないでしょうか?今回は、そんなあなたのために、東野圭吾の有名作品からマイナーな作品まで幅広くご紹介します。, 東野圭吾作品はその多くが映画化やドラマ化される人気のある作品です。東野圭吾作品がこれほどの人気を集める理由のひとつは、あっと驚かされる展開の面白さです。表現が複雑ではなく一気に読めてしまう読みやすさとは裏腹に、予想もしなかったが展開に驚かされたり泣かされたりすることでしょう。, もうひとつは、東野圭吾作品の特徴とも言える「登場人物のキャラ立ち」です。ミステリーや推理小説は登場人物が多く、覚えづらいものが多いのですが、東野圭吾作品の登場人物はキャラクター毎の個性が強いので、すっと覚えることができます。, 東野圭吾作品の中には、比較的ライトな作品とヘビーな作品とが大きく分かれます。比べるポイントとしては、「作品のボリューム感」「メッセージ性」「物語の重さ」で考えていくと分かりやすいですね。, ページ数が多くてメッセージ性も強く、内容もかなり重い作品な場合、小説初心者や活字が苦手な人には難しく感じるでしょうし、ガッツリ読みたい人にはあっさりした作品だと物足りなく感じてしまうので選び方が重要です。, 小説初心者や東野圭吾作品を初めて読んでみたいと思っている人は、なるべくライトな作品を選びましょう。ページ数が少なめだったり、シリアスな内容ではなく、ほっこりする内容のものを選ぶと最後まで読み切ることができます。, 東野圭吾作品の中には、短い物語が個別に展開されて最後に繋がっていくという作品や、現実でも起こり得る内容をベースにした比較的分かりやすい作品もあります。安心して手に取ってみてください。, 小説に慣れていたり、東野圭吾作品を好きな人は少し重めな作品を読んでみてはいかがでしょうか?衝撃作と呼ばれるものは、読んでいたら作品にのめりこんで暗い気持ちになってしまうこともあります。, また、ページ数がかなり多い作品は、通勤時間などで合間に読もうと思うとかなり時間を要するので長丁場で読み進める覚悟が必要ですが、読み切ったときの喜びはひとしおでしょう。ぜひチャレンジしてみてください。, 東野圭吾作品は、多くの賞を受賞していることでも有名です。ミステリー作家として「江戸川乱歩賞」「このミステリーがすごい!」「直木賞」などさまざまな賞を受賞し、専門家から高い評価を得ています。, 東野圭吾作品は、推理作家の登竜門と呼ばれる「江戸川乱歩賞」を第29回、第30回、第31回と三年連続で受賞しています。, まだ新人だったころの原点ともいえる作品を読んでみたいという人は「江戸川乱歩賞」作品を選ぶことで本当の東野圭吾ファンと言えるかもしれません。, 「日本推理作家協会賞」は伝統がありミステリー界でもっとも権威のある賞だと言われています。東野圭吾作品もこの賞を度々受賞しています。, 新人発掘の色合いの強い「江戸川乱歩賞」と違い、こちらの賞を受賞することでミステリー作家として認められたとも言える賞なので、作家もこの賞の受賞を一番光栄に思うという人もいます。受賞作品はその年の最優秀賞ですので、読んでみて間違いはないでしょう。, 「このミステリーがすごい!」は国内部門と海外部門でランキングを投票形式で選ぶ賞です。この賞は多くの人の投票で決まるため、より読者の意見や人気が反映される仕組みなので専門家の意見より一般の意見が反映されます。, 専門家の独特の感性より一般の人の感性の方が信じられるという人におすすめの賞の一つですので、ぜひ読んでみてください。, 東野圭吾の作品には、シリーズものが多くあります。どれも人気が高く、ドラマや映画などメディアミックス化され、高い評価を得ています。, 探偵ガリレオシリーズは、天才物理学者の湯川学が大学時代の友人の刑事、草薙俊平の依頼を受けて、超常現象の様な不可解な事件を科学の力で解決していく、東野圭吾の大人気シリーズです。福山雅治主演でドラマ化、映画化され好評を得ています。, 理系の技術者出身の東野圭吾ならではの科学理論を駆使したトリックは、すべて理論上実現可能なものです。シリーズ全体の発行部数は400万部を超えて、「容疑者Xの献身」は直木賞を受賞しました。, 加賀恭一郎シリーズは「新参者シリーズ」として阿部寛主演でドラマ化・映画化されています。主人公の加賀恭一郎は「卒業」という作品に、大学生として初登場しています。その後社会科の教師になるのですが、教え子が事件を起こしてしまったことをきっかけに、自身を「教師として失格」と判断して教師を辞めます。, その後警察官になった加賀恭一郎は、鋭い観察眼と広い知識を生かした独自の推理で、様々な難事件に挑みます。父親や従兄弟など、加賀恭一郎と家族との関係も丁寧に描かれ、人間ドラマとしても味わい深い作品です。, 東野圭吾と言えばミステリーですが、脳死や少年法など社会問題や時事問題を描いた作品や、思春期の葛藤や恋心を描いた作品など、その種類は様々です。普段ミステリーを読みなれていない人は、自分が親しみやすそうな作品を選ぶといいでしょう。, 東野圭吾作品には、時事問題や社会問題をテーマにした作品も多くあります。犯罪者家族と差別を描いた「手紙」、脳死と臓器提供を描いた「人魚の眠る家」、少年法と被害者遺族を描いた「さまよう刃」など、いずれも重いテーマですが強烈に引き込まれる作品になっています。, ハッピーエンドばかりではなく、読後感が重たい作品や自分だったらどうするか深く考えさせられる作品が多いですが、圧倒的な文章力と展開力で一気に読めてしまいます。小説を通して、社会問題や自分の価値観を見直したい人におすすめです。, 初めて東野圭吾作品を読むという方には、「パラレルワールド・ラブストーリー」や「放課後」など、青春や友情をミステリーと掛け合わせた作品がおすすめです。事件の謎解きはもちろん、甘酸っぱい恋愛模様や思春期の苦悩や葛藤など、登場人物の心理描写に引き込まれます。, 普段ミステリーを読まない方でも読みやすく、またミステリーを読みなれた方は新鮮な気持ちで読める作品ばかりです。, 東野圭吾の真骨頂とも言えるヒューマンミステリー。「幻夜」「白夜行」「悪意」など多くが出版され、人間の細かな心の動きや、1つでは表現できない人間の複雑に入り混じったリアルな感情を生々しく描き出しています。, 小説に限りませんが、実は多くの商品を選ぶときビジュアルで判断することが多いのではないでしょうか?考え抜いて選んだものよりも直観でサッと決めた方が結果的に良かったりします。小説も表紙やタイトルを見て自分の中のセンサーを信じましょう。センサーが反応した作品は運命の一冊になるかもしれません。, つい手に取ってしまった、ぼーっと見ていただけなのに目に入ってきた、そういう感覚を大切にして選ぶのも面白いので試してみてください。, 東野圭吾作品は数が多く、いずれも評価が高いため、結局どれを手に取れば良いか悩むことがあるかもしれません。その場合、表紙のビジュアルが気になったものを選んでみるのがおすすめです。, シンプルですがインパクトのある表紙が多く、どれも興味をそそられます。どの作品を選んでも、完成度の高い文章に満足感を得られるでしょう。, 東野圭吾の本には、タイトルが印象的なものが多くあります。「犯人のいない殺人の夜」「むかし僕が死んだ家」など、どういうことだろうと不思議に思わせるものから「虚ろな十字架」「人魚が眠る家」など詩的なものまで多岐に渡っています。, なんとなく気になったタイトルの作品を手に取ってみることで、新たな世界が広がるかもしれません。, 普段小説を読まないけれど映画やドラマは見る、といった人におすすめの選び方です。まず気になった映画やドラマを見て、そこから原作の小説を読むことで、物語の世界観に浸りやすくなるでしょう。, 東野圭吾の作品は、「プラチナデータ」「ナミヤ雑貨店の奇蹟」「マスカレード・ホテル」などが映画化され、いずれも高い評価を得ています。人気や実力のある俳優が多く出演しているので、好きな俳優から選んでみるのもおすすめです。, まず映画でストーリーに触れてから、原作を読んで見るのもおすすめです。映像では描かれなかった細かな心理描写に改めて感動を覚えるでしょう。, 東野圭吾の作品は多数がドラマ化され、どれも印象に残る作品になっています。「白夜行」「探偵ガリレオシリーズ」「新参者シリーズ」など、一度は見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。, 連続ドラマという長い時間で、事件の顛末や人々の心の機微が丁寧に映像化されています。1話ずつ順に見ていくことで、登場人物達と共に事件を追っている様な気持ちになれるでしょう。, 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『白夜行』や『ガリレオシリーズ』など従来の作品からは想像もできないほどのテイストのギャップに驚きますが、心から笑えて読者同士で思い出話もできる最高の一冊と言えます。, [{"key":"発売日","value":"1998/5/20"},{"key":"ページ数","value":"304"}], ["https:\/\/images-na.ssl-images-amazon.com\/images\/I\/41gU8-YQ1uL._SX341_BO1,204,203,200_.jpg"], 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江戸川乱歩賞は社会派のイメージがありますが、こちらの作品は学園ものミステリー。アーチェリー部の主将だった東野圭吾の経験も踏まえた、緻密な本格推理小説です。 犯行の動機は賛否両論ありそうですが、これもまた彼の持ち味と言えるでしょう。 【2020年版】東野圭吾おすすめ文庫ベスト15! ミステリーから感動作まで! プライバシーポリシー 免責事項 2017–2020 よなよな書房 東野圭吾さんといえば数々の作品がドラマ化、映画化され、普段本を読まない人でも名前を知っているくらい知名度の高い作家さんです。, 作家としてのキャリアは30年以上となり、作風もミステリーを軸に非常に多岐にわたり、どんな人でも一冊は読みたい本が見つかると思います。, そこでこの記事では、そんな東野さんの名作の中からベスト15作品を選びましたので、今まで東野さんの作品を読んだことがないという方もぜひ参考にしてください。, 犯罪防止を目的としたDNA法案が国会で可決し、検挙率が飛躍的に上がるなか、科学捜査を嘲笑うかのような連続殺人事件が発生した。警察の捜査は難航を極め、警察庁特殊解析研究所の神楽龍平が操るDNA捜査システムの検索結果は「NOT FOUND」。犯人はこの世に存在しないのか?時を同じくして、システムの開発者までが殺害される。現場に残された毛髪から解析された結果は…「RYUHEI KAGURA 適合率99.99%」。犯人は、神楽自身であることを示していた―。確信は疑念に、追う者は追われる者に。すべての謎は、DNAが解決する。数々の名作を生み出してきた著者が、究極の謎「人間の心」に迫る。, 捜査だけでなく、自分の子どもかどうか確かめる時など僕たちの生活に意外と身近なDNA鑑定ですが、本書におけるDNA鑑定はそんな生易しいものではありません。, 警察の捜査ではDNA情報をより詳しく分析し、国民のDNAを集めたデータベースと照合することによって驚くほど高い検挙率を叩き出します。, 一方、DNA収集は本人の知らないところで行われていることもあり、正義のためとはいえ越えてはいけない一線を明らかに超えていました。, しかし、そのDNA捜査でも犯人を見つけられない事件が発生し、加えてDNA捜査システムを開発した兄妹が殺害されます。, システムに希望を抱く解析員の神楽は兄妹殺害事件の犯人の毛髪から犯人を割り出そうとしますが、システムが導き出した犯人は神楽自身でした。, 神楽は無実を証明するために逃げ回る中で、システムに隠された『プラチナデータ』と呼ばれる大きな秘密を知るのでした。, まるでディストピアのような世界で従来の捜査が謎を解決していく姿は、科学技術だけでは事件が解決することのできない何よりの証明であり、ミステリ好きとしてつい嬉しくなってしまいます。, 最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の“現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。殺したのは男か?女か?究極の「推理」小説。, 通常、推理小説では探偵役となる人物が犯人を見つけ、それを明らかにするのですが、本書では犯人候補が二人に絞られたところで物語が終わってしまい、読者はそれまでの状況から犯人を推理することになります。, 文庫化する際に重要な記述を削除しているため推理の難度が上がっていますが、袋綴じの解説がついていますで、諦めずにじっくり本文を読み直してみてください。, 不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、二十年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った―。過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作品。, 最初はカタカナ表記で単行本が発行されましたが、文庫化される際に『時生』と改題されています。, どうしようもない少年が『トキオ』と名乗る不思議な少年と出会い、行方不明になった恋人・千鶴を探します。, その中で少年は様々な人と出会い、成長していくのですが、そこには生きることへの希望や親子の愛が描かれています。, ミステリーではなくSFファンタジーなので、ミステリー以外の東野作品を見たいという方におすすめです。, http://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi13.html, 都内で起きた不可解な連続殺人事件。容疑者もターゲットも不明。残された暗号から判明したのは、次の犯行場所が一流ホテル・コルテシア東京ということのみ。若き刑事・新田浩介は、ホテルマンに化けて潜入捜査に就くことを命じられる。彼を教育するのは、女性フロントクラークの山岸尚美。次から次へと怪しげな客たちが訪れる中、二人は真相に辿り着けるのか!

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